2011年10月18日火曜日

シャンプー

美容室でシャンプーしてもらって気持ちいいですか?
お客様10人に聞くと1人しか気持ちいいと答えません。

逆に、

サロンの方に聞くと、うちのシャンプーは最高ですよ。と
必ず言われます。

これがギャップです。


お客様を彼女と思えば

お客様を彼女と思えば、することは特別なことではない。
出会う前、出会った頃、付き合っている時、結婚をする時、結婚した後
大切にする心は同じですが、することは違ってきます。
接客、DM、メニュー提案、カウンセリングなど



田畑 博継氏の
「繁盛サロンの舞台裏」

販売促進の基本として
役立ちます。

押し売りとは

広島市の30代の某オーナー様が
「私は、店販が苦手で、押しが弱いんです。」
「もう一押しできればと思うんですが」
知り合いのコンサルタントの方にこの話をしたところ
「営業の世界でも
うまくしゃべれるから売れるわけではない。
その商品が本当に好きがどうか。惚れ込んでいるか。
情熱を持っているか。良く知っているかどうで決まります。
本当に好きなもの、良く知っているものは、
押し売りには絶対になりません」
「好きでもないもの、良く知らないもの、安さを訴えるだけでは
押し売りされたと相手は感じます。」

人を育てる

広島県の某サロンオーナー様との話です。
現在、スタッフ数3.5人のサロン様ですが、
来年、新人を採用されます。
オーナーは採用にあたって、
お客様にエネルギー、活力、元気を与えらる
エネルギッシュなスタッフに育て
エネルギッシュなサロンにして行きたい。

そのためには、一人前になるまでは、毎日、夜遅くまで
教育を徹底して行く。
毎日、一所懸命練習しているスタッッフがシャンプーをすれば
お客様にエネルギーは必ず伝わります。
私自身も新人の時、店長に毎日夜遅くまで熱心に
練習していただいたことが今日の自分に大きな財産として
残っている。今度は私がしてあげる番だとおっしゃってました。


店長の徳

山口県の某サロン様のベテラン店長の話です。
その日は、オーナー不在で、店長と話をしておりました。
話が終わると、店長が、スタッフ全員を集めて、
当社から購入した洗い流さないトリートメントのキャンペーンを
やっているのに
「参加していない人がいる。」
「みんなで決めたんだからやろうよ。」
若手のスタイリストに
「私らと違って、凄くかっこいいスタイルをつくるし、
本当に素晴らしいと思うよ。だから、何で紹介してあげないの、
本当にもったいないと思うよ。」
と言っておられました。

 一週間後におじゃましたら、翌日13本販売したそうです。
人間は「意識で変わる」「気が入ると変わる」「力を合わせれば変わる」
ことを実感しました。

 そして、オーナーが言いたいことを代弁してくれる店長、
徳があるからこそスタッフみんなの心に響くのだと思います。
後日、オーナーに伝えしたところ、「本当に良くやってくれるんですよ。
財産です。」と言っておられました。

決めつけてはいけない

広島市内の某サロンオーナー様から聞いた話です。

いつもご来店いただいている男子学生さんとの出来事です。
普段は男の学生さんなので、ヘアケア商品の話などしたことがなかった。
ヘアスタイルの話と世間話ばかりしていたそうです。
取り扱っているヘアケア商品は、中野製薬のラデュラで、
学生さんには高く、説明しても購入されることは難しいと決めつけていたそうです。

先日、その学生さんがお見えになられ、
その日は、額の皮脂のテカリがとても気になったので、お伺いしたところ、
実は以前からとても気になっていたそうです。
頭皮やお手入れに関することをいろいろと質問され、
結局、頭皮用のシャンプー、トリートメント、育毛剤の3点を
買って帰られたそうです。

このお客様から改めて学んだことは
・自分が勝手に決めつけてはいけないこと
・気づいてあげること
・お客様を良く見てあげること
・遊びの話ではなく、ヘアの話は必ずすること
・商品の話ではなく、お客様が気になることを解決してあげること

「お客様を助けてあげること」が、私の使命だと感じました。